ランナーがしやすいケガ

002:シンスプリント

ふくらはぎのやや下内側の痛み

ランナーなどの長距離を走る人に出やすく、ふくらはぎ内側に位置する脛骨の下方1/3に痛みが発生する症状です。
骨折した時のような激しい痛みではなく、鈍痛なのが特徴です。
初期症状としては運動時のみ、脛の辺りに不快感や軽い鈍痛を感じます。
これは散発的なもので、本人が大したものではないと思うことがほとんどです。

最初は骨に痛みのようなものを感じますが、痛みの元は骨を覆っている骨膜が炎症を起こしているものです。
痛みは脛骨に沿ってうずくような鈍痛で始まります。
ある一点に集中する痛みとは違い、筋肉が骨に付着するラインに沿って起こります。

多くの場合、不快感は運動開始時に現れ、そのあと消えて運動が終了するとまた戻ってきたりします。
症状が進むにつれ、不快感は段々ひどくなり、運動している最中はずっと持続するようになります。
最終的には、ベッドから起きる時や日常生活の他の動作の最中にも痛みが伴うようになってしまいます。

治療方法は痛み始めや熱っぽい時は冷やすことが大事ですが、慢性的に痛みが治まらない時は温めると効果的です。
安静にした方が良いと言われますが、実はこのシンスプリントは運動時の足の付き方で出るものです。
試しに坂道を走るとわかりますが、意外と痛みはでません。

走っている時に足の小指側で着地(足関節が内反しの様な状態)をしてしまう方や、走る時に歩幅が広すぎる人(体の重心より前側で着地してしまう)に出やすくなります。 シンスプリントは骨盤が後傾している人や猫背の人もなりやすいので、着地だけでなく身体の姿勢全体を見直す必要があります。
夜寝る前に太ももの裏(ハムストリングス)、腰(腰方形筋)、背中(広背筋)のストレッチをすると良いです。

痛みは原因があって痛みがでます。
その原因をきちんと理解して身体の治療をしていきましょう。

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