股関節の病気

005:化膿性股関節炎

赤ちゃんや幼児に発症することが多く、股関節を包む袋の中が細菌に感染することで股関節に痛みがでます。敗血症や骨髄炎などの重い病気から起こることもあり大人でも化膿性股関節炎になる可能性もあります。乳幼児の股関節の骨や軟骨は柔らかく未熟な為感染して膿が溜まると膿の圧力により軟骨や骨に変形が残る可能性が高く緊急を要することがあります。

●症状
細菌感染により発熱や元気がなくなり股関節を動かそうとしません。膿が溜まると圧力が高くなり圧力を下げるため股関節を外に開いて捻った状態をとります。

●治療
膿が溜まったままの状態でいると大腿骨頭の破壊がおこるため早急な処置が必要になります。病気を判断するためにレントゲンや超音波(エコー)で診断しますが確実な診断のために股関節に針を刺して膿を確認します。それで膿が確認されれば手術で股関節を切開し洗浄と排膿を行います。術後はチューブを股関節に入れて後から出てくる膿を出しきります。化膿性股関節炎は症状がでてから4~5日以内に治療を行わないと骨髄炎や後遺症で変形性股関節症を残す場合もあるため早急に病院に行くことが重要です。

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