股関節の病気

007:臼蓋形成不全

生まれつき大腿骨を包む役割をする臼蓋の先天的な発育異常による股関節の病気です。この病気は早期発見が難しく乳幼児期の検診などで発見されないこともあり大人になってから股関節に痛みが発生して初めて気づくことがあります。原因として遺伝や骨が成長する幼少期の股関節の運動や使い方が成長を妨げているなどありますが、はっきりとした原因はわかっておりません。また臼蓋形成不全は変形性股関節症の原因になるとも言われており注意が必要です。

●症状
立ち上がる時や運動時に痛みが出ることが多く、痛みがない足と比べると筋力の衰えがあったり動かせる範囲が狭いです。また大腿骨頭を臼蓋の中におさめようと足を閉じる働きがある内転筋群が常に緊張した状態で固まっています。

●治療
手術をしない方法では股関節に負担をかけないように日常生活に注意が必要です。例えば体重を増やさない、長時間の歩行や立ちっぱなし、重たい荷物を持たないなど様々な制限があります。
手術を行う場合は大腿骨頭が覆われていない部分に自分の骨を移植する方法や人口股関節などの方法があります。しかし個人差がありますが、術後に痛みが再発する方もいます。そのため手術をする、しないに関わらず股関節のケアが大切となります。

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