骨盤ケア
出産を経験されたほとんどの女性が産後の骨盤ケアに悩み、どうしたら良いかわからないことが多いと思います。
例えば・・・
・いつから通えば(通うと)良いの?
などが主に思い当たる項目ではないでしょうか?
今回はこの6つ中の『いつから通えば(通うと)良いの?』
について紹介させていただきます。
産後の骨盤ケアはいつから通えば(通うと)良いか・・・
本当は妊娠する前が一番良いです。
なぜなら、元の体型がわかってるとどこまで戻せるかの目安がわかるからです。
施術側からしたら骨盤の開きや骨格の歪みが生まれつきのものか、産後のものかがわかりません。
ですので、ベストは妊娠前から通われて元の状態を施術者にインプットさせておく必要があります。
実際ぼくの手整骨院の患者さんで多いのは妊娠する前から通い、妊娠したら安定期まで来院を控えていただき、妊娠5〜6ヶ月くらいになるとお腹も出てきて腰や肩や恥骨が悲鳴をあげて再び通い始める方もいらっしゃいます。
中には出産して退院日にみえる方もいらっしゃいますが、そこまで焦らなくても問題ありません。
普通分娩か帝王切開かで少し変わってきますが、大体産後1ヶ月くらいから通われて問題ありません。
勝負は1〜3ヶ月です。
なぜなら約3ヶ月ほどで骨格が固まるからです。
患者さんの中には5ヶ月くらいでみえて確かに戻った方もいらっしゃいましたが、時間がかかりました(3〜4ヶ月程度)。
ですので、産後の骨盤ケアをするにはギリギリ5〜6ヶ月といったところです。
ぼくの手整骨院には出産後初めてみえる方も多数いらっしゃいます。
その方には上述した「どれくらい戻るか未知数ではありますが、やれるだけのことはさせていただきます。」と説明した上で施術させていただいております。
また施術するだけで骨盤は戻らないということを理論的に十分説明させていただき、しっかり患者さんが納得された上で初めて産後の骨盤ケアが始まるのです。
産後の骨盤ケアというのはそんなに簡単なことではありません。
施術する側、施術させる側双方が一緒になり骨盤のケアをしなければなりません。
通いやすい場所にあるからそこで良い、というわけでは決してありません。
少し遠くても信頼出来て、何よりご自身が納得して施術を受けれる場所を探してください。
その為わからないことがあれば遠慮せずにお電話などでお尋ねください。
ぼくの手が皆さまのお力になれば幸いです。