航空学生に落ちたら見る記事

久しぶりに航空学生ネタを書きます。

今回は長いし航空学生限定のマニアックな内容ですので関係者以外の方にとってはつまらないと思いますので、興味がない方は見なくてもいいと思いますがこんな世界があるんだということを知りたい方はどうぞご覧ください。

約1ヶ月前にある患者さんがみえました。

その方は「ぼくの手ブログ」を見てぼくの手を知ったとのことでした。

以前航空学生の記事で、

『当時ぼくの偏差値は40前後だったので、それくらいでも受かる人は受かります。』

と書いたのですが、そんな人はかなりですので、航空学生を目指してる諸君は絶対真似しないでね!

その方が言うには、

『偏差値40で受かるはずがない!実は頭が良かったはずだ!』

とおっしゃるので、本当にそんなことはないと伝えても信じてもらえないので、ぼくの高校の頃の成績を公開しようと思ったのですが、家に模試の結果の紙がなかったので今回は公開できません。

もしかしたら実家にあるかもしれませんので、また探してきます!

これを見たら全国の航空学生を目指している少年少女は夢と希望を抱くはずです!

あと、以前の記事で書くのを忘れていたのですが、一次試験では学力試験の他に適性検査があります。

多分、ぼくはその適性検査がずば抜けて良かったから学力試験をクリアできたのではないでしょうか。

本当にあの当時のぼくは勉強ができなかったはずなので、たまたま試験内容が自分が勉強した箇所が出たんでしょうね。

とにかく、担任の先生がぼくが受かったことにかなりビックリしていたので奇跡が起こったとしか言いようがありません。

話を元に戻します。

航空学生に落ちてしまったときの話ですね。

3つの状況を検証してみましょう。

1,浪人して来年受け直す

2,大学に進学しながら来年受け直す

3,一般曹候補生として入隊しながら来年受け直す

大体この3つに絞られるのではないでしょうか。

1つ1つ検証します。


1,浪人して来年受け直す

これが一番多いパターンかもしれません。

一次試験で落ちた場合、主に学力不足で落ちたことが考えられるので学力を上げる必要があります。

なので、予備校などに通い学力を上げなければなりません。

必須科目:国語・数学・英語

選択科目:地理歴史・公民・理科


自分の得意な科目と苦手な科目をしっかり見極め、勉強に集中しましょう。

これまたぼくの話ですが、ぼくは高校三年生の時、私立理系のクラスにいたので国語をほとんど勉強していません。

英語も限りなく不得意でした。

なのに、なぜか受かりました。

一応勉強はしていましたが、今思ってもそこまで必死に勉強したとは思えません・・・。

しかし、勉強は必ずやっておかなければなりません。

過去問もありますので、それで傾向と対策をしっかり捉えておけば落ちるようなことはありません。

予備校に行けば学力は十分つきますが、浪人生の裏話を書きましょう。

浪人というのは、すごく自由です。

勉強をするのが当然ですが、別にしなくてもいいのです。

同級生は大学に行ったり就職したりしてとても楽しそうにしています。

それを横目に自分だけ勉強してるのがになります。

そういった葛藤を振り払い勉強に専念しなければなりませんのでかなり辛いと思いますが、それも航空学生に受かるための我慢です。

一次試験は9月後半と時期的に普通の浪人生よりは早く終わります。

約半年の我慢です。

しかし、もし二次や三次試験で落ちたらまたやり直しです。

次の年受け直す覚悟があればいいのですが、大概ここで諦めて大学進学か就職します。

「浪人して受け直す!」と簡単に考えるのではなく、それ相応の覚悟が必要になることをリアルにイメージことが肝要です。


2,大学に進学しながら受験する

航空学生には落ちたけど、大学には受かったという人の検証をしましょう。

このパターンは無難ではあります。

しかし、大学に入ったら大学の勉強もしなければなりませんし、それに合わせて受験勉強もしないといけないので大変なことに変わりはありません。

しかも何が一番厄介かというと、友達の誘惑です。

大学は学ぶための場所でもありますが、遊びもあります。

そのため、大学に入り友達ができるとサークルに誘われたりバイトをしたりします。

そんな環境の中で自分を律し勉強できる覚悟が必要です。

しかも、独学で勉強しなければなりませんので、より大変でしょう。

しかし、また落ちた時大学に入ってれば潰しがきくので、もし2回目が落ちても3回目を受験しやすくなります。


3,一般曹候補生として入隊しながら来年受け直す

受験生の中には一般曹候補生も合わせて受験したりします。

一般曹候補生には受かったけど航空学生には落ちたという場合を検証しましょう。

もしかしたら、これが一番厳しい選択かもしれません。

なぜなら、一般曹候補生は入隊してから半年の間、かなりきつい訓練をします。

一般人から一気に自衛隊員として鍛えるわけですから、中々想像できないくらいきつい訓練です。

そんな訓練を月曜日から金曜日までやるので、平日は疲れ切って勉強どころじゃないと思います。

時間的にも拘束されますし、平日勉強するのは厳しいかもしれませんので土曜日と日曜日で勉強しなければなりません。

その短い時間で勉強する覚悟を持たないと困難でしょう。

しかし、一般曹候補生も簡単に受かるものではありませんので、大学同様つぶしがききます。

落ちてもまた次の年受ければ良いですし、もし3回とも落ちてもそのまま自衛隊にいることはできますので将来は安心です。

3つの検証を行いましたが、皆さんが気になることは「面接官はどのように判断するか?」ではないでしょうか。

浪人生として、大学生として、一般曹候補生としてどれが一番受かりやすいかを考えるのではないでしょうか。

その答えは機密ですので確実な答えはわかりませんが、ぼくが思うに、すべて平等だと思います。

どこにいたら有利になる、なんてことはないと思います。

むしろそういったことは伏せてそれぞれの受験生をみるのではないでしょうか。

どのような場所に所属していても、結局のところ見るのは「人」です。

その人の内部を深くみますので、面接の際は自分を出し切ることに専念した方が良いと思います。

最後にこの3つの検証の結果、ぼくなりの考えを書きます。

どれを選ぶのが良いと思いますか???

ぼくは、あえて一番厳しい一般曹候補生を選ぶことをお勧めします。

なぜなら、航空学生はもっと厳しいからです。

パイロットとしての勉強はしないといけないし、体力を極限まで向上させないといけませんし、幹部自衛官になるための教育は受けないといけませんし、もうやることが満載すぎて常に一杯一杯です。

そんな航空学生に入隊しようと思うなら、最初から厳しい環境に入っていた方が良いと思います。

『入隊すればその環境に慣れるから、それまでは厳しくなくていい。』

という人がいるかもしれません。

しかし、そんな生半可な気持ちで航空学生には入れないと思います。

仮に航空学生に受かっても、最終目標はそこではなく、「パイロットになること」です。

パイロットになるには航空学生の時以上の精神力が必要になります。

ぼくはその飛行過程に行く前にやめてるのでこれ以上のことは言えませんが、航学出身のパイロットの方々は必ず言ってます。

航学はただの入り口であって、目標はパイロットということを忘れないでください。

頑張った分だけ自分に返ってきますので、やれるだけ頑張ってください。

ここからは一次試験から三次試験までを簡単に解説します。

以前のブログで書いた内容と被りますが、今回さらに詳しく書きましたので是非ご覧ください。

一次試験の適正検査について書きます。

①飛行機の絵があって90度右旋回180度右回転等をするとどのような動きになるのかを4つの選択肢から選ぶ

②操縦桿を起こしたり倒したりした際の景色の移り変わりを写真から選ぶもの

③水平儀から飛行機の動きを読み取るもの

④最初に示された飛行機向きと同じ向きのものを8方位から選ぶもの
大体この4つです。

より詳しく知りたい場合はお近くの自衛隊広報に問い合わせると教えてくれます。

今はすごくリアルなゲームが巷にはあるので、ps4とかで飛行機ゲームを買って操縦するといいでしょう。

エースコンバットが有名どころですね。

ぼくは何も知らずに行き当たりばったりで受けたら受かりましたけど・・・。

二次試験は口述試験と身体検査です。

口述試験とは、いわゆる面接ですね。

面接はとにかく、やる気・元気・負けん気を前面に出すしかありません。

面接官は面接のプロ中のプロですから自分を繕ってもすぐバレてしまうので、事前からの周到な準備をするか、諦めて素の自分をさらけ出すかです。

ぼくは学校で面接の練習などしなかったので、素の自分を前面に出して受かりました。

身体検査の詳しい概要はこちらで調べてください→航空学生各種募集種目

航空学生の身体検査は自衛隊の中でも1位、2位を争う程厳しいものです。

その内容として、視力検査は5mで行う長距離視力、60cm~90cmで行う中距離視力、30cmで行う近距離視力、そして、距離感を掴んだり、視野測定であったり、斜視などを診ます。
この項目の中で一つでも引っかかるとその時点で即終了です。

これは航空学生中でも、パイロットになってからでも同じで国の法律によって定められています。

1機が100億を超える戦闘機に乗ったりするわけですから、ほんの少しでも異常があれば落とさざるをえません。

元は日本国民の血税ですのでそれくらい厳しくしなければなりません。

身体検査に関してはどんな対策をしようもないものばかりです。

肺活量は適度に運動してる人なら問題ない量なのでそこまで運動は必要ありませんし、体重が重すぎる人は減量すればいいだけです。

※運動をしておいた方が入隊してから困りませんので、必ず走り込んでいた方がいいです。10kmを最低でも45分以内、できれば40分前後で走れるようになってるとランニングで困ることはありません。もちろん、それでも追い込まれますけどね。

身体基準を詳しく知りたい方は「自衛隊への道」を買うと身体基準のことだけでなく自衛隊のことが色々わかりますので購入してもいいかもしれません。


三次試験は操縦適性検査及び医学適性検査です。


これにプラス口述試験があるはずですが、応募要項には書かれてません。

操縦適性検査は実際にT-7に教官と乗り操縦します。

操縦すると言っても簡単なことしかやりません。

・水平を維持

・一定角度での上昇から水平に

・一定角度での下降から水平に

・左右の15度旋回、30度旋回、45度旋回

4回のフライトでこれらの項目を徐々に上達していけばミッションコンプリートです。

ぼくは1回目がボロボロで、教官に

『何も予習してこなかっただろ?』

みたいなことを言われてビビりましたが、それ以降受験生たちと意見交換をしてなんとか上達して合格しました。

4回目のフライトでアクロバットやってくれることがほとんどです。
そのときの教官次第ですが、ほぼやってくれます。

ぼくは4つくらい一気にやられました。

最高に楽しかったです!

気分が悪くなりましたけどね(´Д` )

医学検査は二次試験よりもっと詳しく調べられます。

四泊五日の試験のため、かなりつめ込まれた内容となります。

フライト試験があったかと思ったら医学検査をしたり、何をやったか覚えてないくらいやりました。

その間に面接もあったりして何がなんだか(´Д` )

面接の前にアンケートみたいなのがあるので、それに書いたことを詳しく聞かれます。

自分が書いたことはちゃんと覚えておきましょう。

3次試験までを大体説明してきました。

他にも何か気になる点がありましたら、「航空学生の影の広報担当官ぼくの手院長」までご連絡ください!

これまで様々な方からお問い合わせがありました。

航空学生に入隊している息子さんをお持ちのご夫婦。
航空学生を目指してる青年。
航空学生を目指している青年の親御さん。

何でも良いです。

何か聞きたいことがありましたら、誹謗中傷以外なんでもお受けいたします。

航空学生を目指す君たちの役に立てるのであればぼくの出来る限りのお手伝いはします。

待ってま〜す☆

すべて行き当りばったりで航空学生に合格してしまったスペシャルラッキーボーイのぼくでしたが、その後辞めてしまいました。

それはぼくの人生の中で大きな役割を果たしました。

そのことに関しては次の記事で書きます。

長々と最後まで読んでいただきありがとうございました。

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