熊本城マラソン 2017 〜START! KUMAMOTO〜

以前から書いておりましたが、熊本城マラソンを走ってきました!

震災でやらないのではないか?と噂されておりましたが、開催されるということで応募しました。

熊本にあるマリスト学園という高校に通っていたこともあり、何かしらの形で熊本を応援しようと思っていました。

マラソン大会の2週間前まで真面目に走ろうと思っていたのですが、鹿児島マラソンに照準を合わせるために42kmのロング走のつもりで走ることにしました。

となると、普通に走っても面白くないし、何かしようと思いました。

プラカードを持って熊本を応援しようかと思いましたが、走ってたら目の前を一瞬で過ぎて見れないだろうし、ぼくの信条と違う気がしてやめました。

『そうだ!コスプレしよう!』

と思い、熊本城ということで、忍者の格好をしようと思いました。

ネットで色々調べて大体の目処はつきました。

しかし、「忍者で走って何なんだ?」と自問自答して結局断念し、普通に走ろうと思いました。

が、大会8日前に名案が思い浮かびました!

『落武者で走ろう!!!』

我ながら素晴らしい考えを閃いてしまいました。

(なぜ落武者で走ることを閃いたのかはそれなりに理由がありますので、本文をご覧ください。)

すぐにアマゾンで道具を揃えました。

それではピコ太郎の音楽を口ずさみながらご覧ください!

I have a katsura〜♪

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I have a sironuri~♪

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Oh!

Othimusya!!

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こうなりました!

こんな感じで走ることにしました。

では、早速本題の熊本城マラソンに入ります!

テレビの生放送でインタビューされたり、色々と書きたいことがいっぱいありいつもより長文になりますので、時間がある時にでもご覧ください!

いつものごとく、以後敬語省略します!

熊本城マラソン 2017

〜START! KUMAMOTO〜

熊本城マラソンは当日受付がないのと、本人しか受付が出来ないため前日入りしなければならず、土曜日仕事が終わってからいざ熊本へ。

お金がかかるということで車中泊をすることに。

妻が車で寝る準備をしてくれて家に帰ったらすぐに出発できて助かった。

車中泊を家族4人ですることは不可能なので、今回は一人で行くことにした。

車をどこに停めるかかなりネットで念入りに調べたり、高校の同級生に聞いたりしてプランは5つくらい用意してあったが、患者さんが先に現地に入って素晴らしい情報を教えてもらい、そこで車中泊をすることに。

車の中では中々寝ることが出来なかったが、2年前の菜の花マラソンで経験していたため特に気にならなかった。

ウトウト睡眠で迎えた起床時間の5時。

グダグダとスマホを見て時間を過ごし、5時半からおにぎりを2個食べ、最後の捕食を完了。

大会当日の朝ごはんは毎回なのだが、味が全くしないし食欲もわかない。

しかし、ここで胃に詰め込まないとエネルギーがもたないため無理やりお茶で流し込んだ。

今回の熊本城マラソンはある食事の実験をして挑んだ。

この実験に関してはかなりの効果があったため、今週中に記事として書いて鹿児島マラソンの際皆さんの役立ててもらいたい。

6時半となり、ついに落武者スタイルを確立するため化粧を施し始める。

今回なぜ落武者スタイルを選んだかというと、震災があったことで「自分に出来る支援」をしたかったのだ。

募金はしたのだが、それだけでは何か足りないと思った。

どうせ走るなら、走りながら何か出来ないものかと考えた。

だったら笑われてみようじゃないかと。

一番インパクトを与えられかつ熊本にちなんだ(熊本城ということで、城というと落武者を一番にイメージしたため)ものは落武者スタイルという結論にたどり着いた。

熊本の方々に指をさされ笑われるならぼくはそれで本望と思った。

一人でも笑顔になってくれたら今回のぼくのミッションは完遂だ。

これが今回の落武者スタイルのあらましだ。

一回しかやらなかったメイクも小慣れた感じでササッと出来上がってしまう。

患者さんも目が覚め車から降りてきたので、ぼくはカツラを被り落武者スタイルで朝の挨拶をする。

『本当にその格好で走るんですか?』

『もうここまできたら引き返せませんから!』

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より落武者感を出すためヒートテックをハサミで引き裂きボロボロ感を出した。

手袋のオレンジは今回の熊本城マラソンの袋に入っていたもので、みんなで頑張ろう的な意味の物らしく、このオレンジで走ることに。

そしていざ、会場へ。

会場へは途中まで患者さんの奥様に送っていただいた。

車から降り、歩き出すともうとにかく人の注目が半端じゃない。

整骨院では全くそんな素振りをみせないが、ぼくは極度の人見知りなのだ。

そんなシャイボーイ光が人の注目を集めてしまし、落武者スタイルを後悔し出す。

スタート地点の近くの神社で隠れて時を過ごすことに。

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↑その神社にあったパネルで遊んでみた。

こんなパネル系で初めて違和感ない写真を見たと自分でも思うくらいマッチしていた。

スタートの時間が迫ってきたため、荷物を預け並ぶことに。

痛いほど人の注目が自分に集まってくる。

中には写真を一緒に撮ってくれと言われる始末に。

スタート地点に着き、開会式が始まった。

震災から約1年しか経っていないにも関わらず今大会を開催出来たことは奇跡的なことだと思う。

震災で亡くなられた方への黙祷が捧げられた。

普通の大会だとスタート前はザワザワして開会式など誰も聞いていないが、これまでで初めてあんな静寂があった。

一万人の参加者全員が一つになった瞬間だった。

そしてついにスタートの瞬間がやってきた。

今回は鹿児島マラソンの練習のつもりで走ろうと思っていたため、3時間30分前後のタイムで走ろうと思った。

なので、スタート位置もサブ4の場所でいつもより比較的後ろの方からのスタート。

↓そんなスタート前の落武者

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スタートの時点で2000位くらいだったかな。

最初はランナーがいっぱいいるので落武者も目立たず、特に落武者効果を実感しなかった。

2kmくらい走ると少しずつバラけてきて、5kmくらいから周りのランナーが気にならなくなった。

そこから落武者の舞台は始まった。

もう尋常ではない声援が沿道からバンバン飛んできた。

どこに居てもどこを走っても最大の注目を集めていたと思われる。

本当に尋常じゃなかった。

あの尋常じゃない声援を皆さんにもお聞かせしたかった。

まさにあの声援はスーパースターへ向けられるものだった。

最初はあまりにも恥ずかしくて目立たないようにしていたのだが、途中からそんなことどうでもよくなり、むしろ目立たないといけないと考えを改めた。

声援の中で多かったベスト3を紹介しよう。

3位『こわ〜い!』

2位『矢が刺さっとーばい!』

1位『落武者〜〜!!!』

落武者だから当然なのだが、「落武者〜!頑張れ〜!!」と何度声援を受けたか覚えることが不可能なほどだ。

ぼくを見た方々はほとんど笑っていたのではないだろうか。

給水所でボランティアスタッフの方々も一同に驚きと笑いで迎えていただいた。

どのマラソン大会でも老人ホームやデイサービスの前でオジィちゃんオバァちゃんも座りながら応援している。

その高齢者の方々が、大声を上げて笑いながらの応援を聞いたのはこれまでで初めてのことだった。

走りながら感極まり泣きそうに何度もなった。

こちらが応援したいのに、自分がここまで応援してもらうとは思ってもいなかった。

唯一笑わなかった人たちがいた。

小さな子どもたちだ。

保育園が見え園児たちが応援してるのを目視したので、園児たちに何かパフォーマンスをしようと思った。

両方の矢の部分を両手で持って、「あ〜あ〜あ〜」と言いながら意味不明な動きをしたら、園児たちが全員(総勢20名ほどはいたかと)「キョトーーーン」としていた。

園児たちは笑っていいのか怖いのかわからず呆然とぼくを見ていた。

場の空気を読んだぼくはすぐに走り出した。

ぼくはその状況があまりにもシュールすぎて今大会で一番の思い出だ。

15kmくらい走ると高校の同級生が応援に駆けつけてくれていた。

友人『どんな格好で走ると???応援いくけん!!!』

ぼく『絶対一目でわかるよ!落武者で走るから!』

ということだったが、やはり一発で見つけたみたいで応援してもらった。

その動画があるので、また動画編で紹介する。

一車線、一車線の道路を走ると両サイドからの応援があるのだが、その際落武者への応援がピークだった。

マジで超やばかった。

多分ぼくの周りで一緒に走っていた人たちもビックリしたんじゃないかな。

曲がり角やUターンする場所では地元の方々がたくさん応援していただいていたのだが、そこでも「ドッカーン!!」だった。

どこにいっても常にドッカンドッカン盛り上がった。

それはゴールまで続いた。

ハーフを過ぎて32kmまで我慢して走らないとと思ったのだが、我慢どころかいつの間にか33kmになっていた。

あんな感覚初めてだった。

15kmくらいからサブ3,5(3時間30分以内で走ること)の集団と走っていたのだが、残りが9kmしかないことに気付き、スピードを大体4:20〜4:30/kmくらいに上げた。

残り5kmを切ってから4:00/kmにしようと思っていたが、またふくらはぎがつり出してしまいそのペースを維持した。

残り3kmになり、ぼくは大会をもっと盛り上げようと考えた。

それまでは、「白塗りした落武者が超真面目に走ってる姿」に笑いを見出そうとどちらかというと受け身の姿勢だったが、ぼくは攻めることにした。

口を開けて口角を下にし、顎を上げてゼーハーゼーハー言いながらメチャクチャきつそうにしたのだ。

↓こんな感じ。

IMG_20170219_184929アップにしてみると・・・

落武者アップ

ゼッケンの広告会社名とは相反する顔をぼくは奏でていた。

全く「えがお」なんかじゃない、むしろ「泣き顔」という言葉が似合っているだろう。

白塗りされた落武者が必死にゴールに向かって走ってるその姿は実に滑稽で誰が見ても笑うしかない状況になった。

落武者が必死に走ってる姿を見た方々は笑っちゃいけないんだけど、ついつい吹き出して笑ってしまっていた。

給水所のボランティアの女子高生たちも「やば〜い!」と言いながら爆笑していた。

必死な落武者に声援を送るも、あまりにもそのシュールな姿に全員が笑っていた。

ぼくも声援のする方を向き、メチャクチャきつそうな顔でその人を凝視して、なおさらの笑いを誘った。

ゴールが近づくと15km地点にいた友達が応援してくれていた。

その時の動画もあるので動画編を楽しみにしていてほしい。

化け物が必死の形相で走っている様子が見て取れる。

ラスト1kmくらいから熊本城に登る坂道があり、本当にきつくなってきた。

呼吸までおかしくなってきて、ぼくの滑稽ぶりはピークをむかえていた。

坂道を登り終えついに落武者はゴールした。

↓ゴール直後の落武者

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白塗りはフルマラソンを走っても全く落ちなかった。

むしろ肌に馴染んで綺麗に仕上がっているようだった。

42km走ったので当然きつかったがそれ以上に熊本の皆さんの声援にぼくは胸が震えた。

本当にありがたかった。

あの声援があったからこそぼくは走り切れた。

あれだけ最初ゆっくり走ったが、今年の菜の花マラソンより速くゴールした。

これも全て熊本の皆さんのおかげだ。

当初の目的である、「指をさして笑ってほしい」は完遂できたと思う。

滑稽なぼくを見て少しでも心和んでいただけただろうか。

ゴール後手荷物を受け取ろうとしたら、現地テレビのクルーの方が声をかけてきた。

クルー『今からインタビュー良いですか???』

ぼく『あ、はい良いですよ。』

クルー『生放送です。』

ぼく『あ、生なんですね。』

いつの間にぼくはテレビカメラの前にいた。

そして、横には間寛平さんがいた。

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ぼくが好きな芸人さんである間寛平さんというのに、極度の疲労からか思考能力が低下しているため何も話ができなかった。

『あめま〜』

ってギャグぼくはすごく好きなんだけど、それを伝えることもできなかった。

今回で唯一の心残りだ。

生放送では、今回のぼくの趣旨をちゃんと伝えることができたので良かったけど。

この時の動画もあるので動画編を楽しみにしていてほしい。

震災に関して、様々な支援方法がある。

募金やボランティア、企業協力など支援は多種多様だ。

しかし、ぼくが出来る支援の形は白塗り落武者で笑われることだった。

被災された方々がこれからも笑顔で乗り越えていけることを切に祈っている。

まだまだ震災の影響は残っている。

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出来ることを、出来る人が、出来るだけやることが肝要だとぼくは思う。

第二の故郷でもある火の国熊本は、力強く前を向いて歩いている、そう実感する大変素晴らしい大会だった。

こんな素晴らしい大会をぼくは知らない。

絶対来年も走りたいと思わせてくれる最高の大会だった。

スタートまで一緒にいた患者さんも、また来年走りたいと言っていた。

熊本城は所々崩れはしているが、むしろその崩れが人の繋がりを強く結びつけたと思う。

何年かかるかわからない復興への道を今も一歩一歩、少しずつ歩んでいる熊本にエールを送り続けたい。

熊本城マラソンに携わった方々、本当にありがとうございました。

来年も当選しましたら落武者で走らさせていただきますのでその際はよろしく御願いいたします。

長文にお付合いありがとうございました。

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さかうえ整骨院ぼくの手 鹿児島市小川町2-27加藤ビル1F TEL 099-239-3336 

コメント

  1. レインボーアフロnakano より:

    初めまして。熊本城マラソンお疲れ様でした。
    熊本城マラソンの日から落武者が頭から離れないで困っています(笑)
    私も同じく熊本城マラソンを走りまして30km過ぎのどこかの給水所で接触してしまった者です。その時は本当にすみませんでした。走り続ける事に精一杯でその場を立ち去ってしまい本当にごめんなさいm(__)m
    その後に軽快に追い抜かれて離されていく姿は不思議な感覚でした(笑)
    これからも落武者の格好で各地で笑顔と元気を産み出してください。

    • bokunote より:

      >>レインボーnakanoさん

      初めまして!
      そして熊本城マラソンお疲れ様でした!
      あの時は大変失礼しました。
      手袋があのオレンジの軍手だったので手元が中々おぼつかなくて炎熱サプリを落としてしまい、どうしてもそれを食べないと脚が攣るとわかっていたので、後ろを確認せず急に止まってしまいました。
      大変失礼なことをしたと思い、走っている途中にも関わらず声をかけてしまいました。
      このことは記事の中で書こうか迷ったのですが、「個人情報かな?」と思って書きませんでした。
      しかし、こうやってこのブログを見つけて頂きそして、コメント頂き感謝いたします。

      一時一緒に走りましたが、周りから見たら変な光景だったでしょうね(´Д` )
      レインボーアフロと落武者が並んで走ってるんですから(>_<) これからは多分落武者スタイルで走り続けると思うので、どこかの大会で落武者を見かけた際は是非お話しましょう*\(^o^)/* コスプレランの展望について( ^ω^ ) コメント頂き本当にありがとうございました!

  2. まー より:

    はじめまして。熊本市在住の男です。
    前々からこちらのブログを存じておりましたが、同じく熊本城マラソンを走ったので書き込みます。

    いろいろ熱い思いがこもった記事に感動しました。私も仮装をして同じレースを走り、周りの歓声に押されて自己ベストを出すことが出来ました。サブスリーは達成出来ませんでしたが、さかうえさんのベストと同じぐらいのタイムでした。
    3月末に鹿児島出張があるので、身体の動きで悩んでいるところを是非診てもらいたいと思っています。具体的には上半身の動きから連動する、ニーイントゥーアウトの解消法です。
    診療には自分の走っている動画(今回のTKUのゴールシーンですが)を持っていった方が参考になるでしょうか?

    • bokunote より:

      >>まーさん

      初めまして!
      ブログご覧いただきありがとうございました!
      そして、熊本城マラソンお疲れ様でした!
      3時間5分前後で走られたと思いますが、ファイトランでしたね(>_<) 今度はサブ3目指して頑張って下さい! ぼくは今度の鹿児島マラソンで何とかサブ3を達成しようと思ってます! 整骨院にお越し頂くとのこと、ありがとうございます! 体を触れば大概のことはわかるので動画がなくても問題はありませんが、もしあるのであれば尚更良いので是非見せてください! 筋力、接地、股関節の筋肉などの問題が絡み合うのがニーイントゥーアウトですので、色々アドバイスは出来ると思います。 楽しみにお待ちしております*\(^o^)/*

  3. きなこスライム より:

    熊本城マラソンお疲れさまでした。
    私もプチ仮装ですが、いろんな大会で声をかけられると手を振ったりガッツポーズとったり、嬉しいやら忙しいやら…

    寛平ちゃんとの写真は何だか、いじめられている感じでしたね。

    タイムもなかなか良いし、鹿児島マラソンサブ3いけるかもですね♪ あとは天候次第。
    頑張って下さい!

    • bokunote より:

      >>きなこスライムさん

      仮装ランは良いですね(>_<) こんなに声援を受けるとは思ってもいませんでした! 結構ゆっくり走ったし、途中声援でテンション上がってスピードが上がった時もありましたが、なんとか自重でき思い通りのタイムになりました。 しかし、ラスト5kmでまた脚が攣って追い込めなかったことが残念でした。 今回のランの反省を活かして、鹿児島ではサブ3いけるよう頑張ります! もちろん、落武者で!

  4. アニメ師匠 より:

    おいおい・・・
    こういう取材時こそ「ぼくの手シャツ」を着てアピールしないと・・

    おまけにギャグも滑ってるし・・

    小梅太夫ネタで「途中でアヘアヘでした~・・チックショー!!!!!」でしょ

    • bokunote より:

      >>アニメ師匠さん

      Tシャツは下に着ていたのですが、走り終わって全く頭が回っておりませんでした!