コレステロールについて

2015年、厚生労働省は「日本人の食事摂取基準2015年版」で、それまで成人男性750㎎、成人女性600㎎を上限としていた食事からのコレステロール摂取目標量を撤廃しました。

コレステロールについては、「食事摂取基準」ができた2004年から目標量を設けていたのですが、目標量を設定するのに十分なエビデンス(科学的根拠)が得られなかったことから、撤廃されることになりました。

このことを皆さんご存知でしたか???

卵は一日一個までと世間では言われ続けていました。

それは残念ながら嘘でした。

卵に含まれるコレステロールは確かにかなりの量ですが、食事から摂取したコレステロールは血液中に含まれるコレステロールにほとんど影響を及ぼさないことがわかりました。

そもそもコレステロールとは一体何の役目を担っているのでしょうか。

その役目は大きく三つあります。

1.細胞膜の成分

2.ビタミンDの前駆体

3.ホルモン生成

脂質の一種であるコレステロールは、細胞を作るときに必要な素材の一つです。

全ての細胞は膜に包まれているのですが、その膜を構成する成分としてコレステロールは重要な素材となります。

この素材が不足すると当然ですが、細胞を作る際膜をうまく作ることが出来ませんから問題が生じます。

また、皮膚にあるコレステロールは紫外線を浴びてビタミンDの前駆体になります。

ビタミンDはカルシウムの吸収に必要とされる物質です。

ということは、コレステロールが少ないとビタミンDが不足し、カルシウムの吸収が出来なくなり骨がもろくなってしまいます。

あともう一つコレステロールの大きな役目として、ホルモン生成のときに必要となります。

男性ホルモン、女性ホルモン、副腎皮質から分泌される抗ストレスホルモンなどの生成の際特に必要となります。

次に善玉コレステロールと悪玉コレステロールについて説明します。

上記したコレステロールは肝臓で作られます。

そしてそのまま肝臓でリポタンパクというタンパク質に包まれています。

このリポタンパクが善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)になります。

少し紛らわしいかもしれませんが、このHDHとLDLはただの運び屋であって、コレステロール本体ではありません。

コレステロールを体の必要な組織に運んでくれる役目がHDLとLDLなのです。

LDLは肝臓からコレステロールを必要とする組織へ運ぶ役目を担っています。

HDLは血管壁などで余ったコレステロールがあると、それを回収して肝臓に持って帰る役目を担っています。

「悪玉」が頭文字につくために不必要な物と思われがちですが、決してそんなことはなく重要な任務を受け持っています。

では、なぜコレステロールは問題視されているのか説明します。

上記しました、リポタンパク(HDLとLDL)が破れたときに中身のコレステロールが外に漏れてしまいます。

血中にある活性酸素がリポタンパクに遭遇してしまうと膜を破いてしまいます。

破れて血液中にばら撒かれたコレステロールを掃除する必要がありますので、マクロファージという掃除機がコレステロールを吸い取ってくれます。

しかし、その掃除機だけでは間に合わないほどのコレステロールがある場合、血管壁(正確に書くと血管壁の平滑筋)がコレステロールを取り込みます。

血管壁がコレステロールを取り込むとコレステロールは血管壁でたまってしまい、アテローム(粥状隆起)となってしまいます。

そのアテロームが脳梗塞など様々な問題を起こすためコレステロールが問題とされるようになりました。

ということは、活性酸素がリポタンパクを壊さなければコレステロールは何の問題もないということになります。

活性酸素を除去することが何より大事ということになります。

または、活性酸素を発生させないようにすることも大事といえます。

血中のコレステロール値を下げようと薬を飲んでも血中の活性酸素を除去しない限り堂々巡りになることは目に見えてますよね(゚ω゚)

悪玉より善玉コレステロールが多い方が良いと言われますがそれにも理由があります。

この続きは気が向いた時にでも書きます(゚ω゚)

気になる方は整骨院で聞いてください(゚ω゚)

文章にするより話した方が圧倒的に簡単に終わるからです(゚ω゚)

また栄養についてドンドン書いていきま〜す\(^o^)/

お楽しみに〜(*゚∀゚*)

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コメント

  1. アニメ師匠 より:

    この記事を待っておりました。
    コレステロールの値を気にする方は多いと思います。

    今、LDLを極限まで下げる実験中してます

    • bokunote より:

      >>アニメ師匠さん

      記事でも書いてますが、LDLを下げ過ぎると細胞膜が弱り活性酸素によるガン化が急速に進みます。
      また、ビタミンD不足による骨粗鬆症も進みます。
      そして、ホルモン生成が上手くいかず、男性ホルモン系のトラブルや抗ストレスホルモンの生成が滞りこれまた活性酸素の危険に晒されガン化が急速に進みます。

      このことを認識した上で実験されてください。
      命を張った実験になるのでぼくはお勧めできません。
      コレステロールの値を気にするよりも活性酸素を発生させないことと除去することが何よりも大事です。

      • アニメ師匠 より:

        そうです!LDLが40㎎/dL未満になったら、男性ホルモンのバランスが
        崩れました。
        髭まったく生えなくなりました。
        中性脂肪の値とLDLの関係を探っての実験でした。
        基本的には植物性タンパク質の摂取が中心でしたが、よい子はマネしてはいけません

        • bokunote より:

          >>アニメ師匠さん

          デメリットを理解し、意図があったのであれば問題ないと思います。
          それでもぼくはオススメは出来ませんけど(・ω・)