落武者インドの旅〜Sixth day〜

ムンバイマラソンを走り終わりオムカールさんがいない最終日です!

ただの観光日誌的な感じになりますが、なるべくインドのことをわかりやすく写真を載せながら書き進めて参ります!

落武者インドの旅〜Sixth day〜

前日走った疲れがしっかり脚に残っていた。

これまで悩まされていた右足の痛みがなぜか何もなかった。

腫れてもいないし、何が良かったのかわからないが右脚が治っていた。

その代わり左膝外に突っ張るような痛みがあった。(←いわゆる腸脛靭帯炎)

右足の痛みがあり練習が出来なかったにも関わらず4時間を切るペースで走ってしまい、負荷が強くかかり痛めたものと思われる。

次の大会は3月の鹿児島マラソンなのでそれまでに「脚」を少しでも戻していく。

あと右足の裏に巨大なマメが出来ていて、その痛みでかなり歩き辛かった。

この日は観光名所を適当に歩き回って空港近くのショッピングモールに行こうかと考えていた。

とりあえずシャワーを浴び、朝ごはんをいつもの店に食べに行った。

店が空いてるのかわからないが、店の前に店員さんがいたので中を指差し「OK?」とジローラモがちょいワルオヤジの服を小慣れて着ているように、ぼくも小慣れた感を出しながら入店した。

サンドイッチとチャイを頼み美味しく食べた。

↓インドのサンドイッチ

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多分間にチーズがたくさん挟まれていたと思う。

やはりかなり美味しい。

前世は間違いなくインド人だ。

それからココナッツジュースを飲みにいくといつものおじさんではなく、若手が店の準備をしていたので注文して飲んでいると店長さん(←多分)が来た。

「おっす!」的な感じでここでもぼくは小慣れた感を出した。

少し世間話をしてたら「その一個で良いのか?」と聞かれたと思い「yes!」と答えたらもう一個ココナッツジュースが出てきた。

まぁ良いやと思い飲んでホテルに帰った。

それから出発の準備を整えロビーに降りた。

↓使用後だけど一応参考にでも部屋の内部

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↓部屋の鍵

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すぐに複製できそうだし、ピッキングで開けられそうだけど特に気にしない。

昨日オムカールさんが伝えてくれて、荷物をロビーに置いて観光に行けることになっていた。

荷物を預けタクシーで「インド門」に行きたいと伝えると今日は閉まってると言われた。

いきなり出鼻を挫かれたが、特に行くところもないので遠くからでもインド門を見に行くことにした。

タクシーに乗り3kmほどの距離をボッタクられないか不安になりながら車の窓から外を眺めるふりをしてメーターをひたすら確認していた。

目的地に着くとなんの問題もなくタクシーから降りれた。

インド門に行くと観光客相手のキャッチが近寄って話しかけてくるがガン無視。

少しだけこのインド門について補足をする。

2008年にムンバイで無差別テロがあった。

そのテロ組織の一部はこのインド門に船で乗り付け無差別にここにいた観光客を殺した。

他にも南ムンバイ各地のテロで邦人一人を含む174人が殺された。

土曜日に観た戦争映画の後にオムカールさんがそのことを少しだけ教えてくれた。

ぼくはそのことをうっかり忘れてインド門を観ていた。

インド門は普通に開いていた。

ホテルマンが「閉まってる」と言っていたのはなんだったんだろう…。

聞き間違いだったのだろうか…。

中に入ると大きな門があり、それだけだった。

↓ゲートウェイオブインディア

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この門について詳しく知りたい人はググってちょうだい。

↓ゲートオブヒカル

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↓多分案内板

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写真を見て分かるように驚くほど適当な案内板だった。

↓門の裏から船に乗れる

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この船に乗ってどこかの島に行くらしいが、そんなドラクエみたいな旅をする勇気は持っていないのでスルーした。

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上の写真はイスラム教の人の服装を紹介するために載せた。

オムカールさんに聞いたのだが、あご髭を伸ばしてるのがイスラム教徒で口髭がヒンドゥー教徒らしい。

↓インドで初めて見た日傘をさす人

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↓インド門の向かい側くらいにある有名なタージマハールホテル

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右の赤い服を着たインド人もポージングをしていた。

インド人は写真を撮る際ポージングする人が多い。

↓タージヒカール

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↓インド門の外にあるトイレ

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トイレを利用すると出るときにお金が必要ということを知った。

2ルピーだったはず。

驚くほどあっという間に観光が終わってしまい、インド門の前でいっとき座ることにした。

観光客を眺め、あたかもここでぼったくり商売をしてるアジア人的な雰囲気を醸し出した。

そんなエセ商人も15分で飽きてしまいホテルに帰ることにした。

インド門を出て歩きながら帰ろうと思い、適当に人の流れに沿って歩いているとよくわからない建物に着いた。

↓よくわからないが立派な建物

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その観光客たちに付いて行くとお金を払って中に入ることが出来ることを知った。

どうやら美術館のようだ。

↓最早芸術レベル

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ぼくは旅行するとなるべく美術館に行くようにしている。

芸術のことはよくわからないが、とりあえず見に行くようにしている。

↓全くわからないと思うけど、こんな感じの美術館

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↓あの有名なバーフバリー!

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チンチンがトイレのレバーみたいに丸出しだが、インド映画でも有名なあのバーフバリーを観ることが出来たのがこの美術館に来た最大の収穫だ。

みんなは知らないと思うけど、超有名なんだよ。

ぼくもよく知らないけど、インドのことを知るためにインド映画を観た時に知った程度だ。

↓ぼくの祖先様がこの中のどこかにいるはず!

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↓なぜか日本のスペースもあった

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↓落書きコーナーにて

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時間潰しに悟空を描いてたら係員が声をかけてきたが意味がわからず「thank you」とだけ言ってその場を去った。

他にもインド人がぼくが描いてるのを見ながら驚いていた。

きっと日本の漫画家と勘違いしたのだろう。

↓外に生首の仏像があった

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↓生首の裏側

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中で寝てる銅像があった。

芸術はよくわからん。

適当に観ていたがかなり飽きてきてホテルにゆっくり歩いて帰ることに。

この美術館を観て回ったことでショッピングモールへ行くことはなくなった。

↓美術館の外に出たら体重を計る商売をする人がいた

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仕組みはわからないが体重を計る仕事みたい。

一人は寝ていた。

↓帰り道には露店がたくさん並んでた

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↓シャッターに丸を描きたい時はバケツで描く

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↓マーケットの雰囲気

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このマーケットで家族のお土産を買うことにした。

煌びやかなインド的な腕輪とストールを買った。

腕輪は一つ50ルピーで6つ買った。

ストールを買うときのエピソードを書く。

ぼく『これ一枚いくら?』

商人『75ルピーだ』

ぼく『じゃーこの3枚ちょうだい。』

商人『全部で2050ルピーだ。』

ぼく『え?75じゃないの?』

商人『いや、750だ。』

ぼく『金ないから無理!(その場を去ろうとした)』

商人『(ぼくの腕を掴んで)いくらだったら良いんだ!?』

ぼく『500ルピーだね。』

商人『そんなのあっちのペラペラのスカーフしか買えないよ!1000ルピーでどうだ?!』

ぼく『金がないから無理!(その場を去ろうとした)』

商人『(再びぼくの腕を掴み)700ルピーでどうだ!これで決まりだな!よし!』

ぼく『まいっか。ちょうだいな。』

こんな感じで元値より約三分の一の値段になった。

多分300〜500ルピーで買えたと思うけど交渉するのも面倒だし日本円にしたらそんなに差があるわけじゃないかったので700ルピーで買った。

その後、昼ご飯を食べるためホテル近くのいつもの店に入った。

↓巨大なドーサが出てきた

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セットが二つ出てきたし、間違いなくこれは二人で一つを食べる用だよね。

まぁ美味しく一人で食べ切ったけどさ。

これがインドでの最後の食べ物となると思うと少しずつ名残惜しさが出てきた。

チャイを頼み、味わって飲んだ。

↓ベストチャイ

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ここのチャイが一番美味しかった。

店を出て、いつものココナッツジュース屋に寄った。

店長さんが座っており注文した。

ぼくが今日日本に帰国することを話したから「この後帰るのか?」と聞かれ「そうだよ。」と答えた。

手際良くココナッツの実をさばきサクッとストローを差し込みぼくに渡した。

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このジュースも飲めなくなるのかと思ったら寂しくなってきた。

これが今回のインドで一番ハマったかもしれない。

味はあまりしないし、ぬるいし、ちょっと野生的味がする。

日本人は苦手な人が多いかもしれないし、お腹を壊す人がいるみたい。

ぼくは全く問題なく何杯も飲んだし、むしろ調子が良くなった。

ココナッツを飲み終わると、ココナッツおじさんがぼくに「その一個で良いのか?」と聞いてきた。

ぼくは今朝学んだことで「もう一個いるか?」と聞かれたことを思い出し、今度はちゃんと「NO」と言えた。

そして、二人は自然と握手をしてまた会おうってなった。

「インドにまた来るんだぞ」「ここで待ってるからな」的なことを言われたと思う。

一緒に写真を撮って、数回だけど色々話をしたしちょっとした感謝の気持ちを込めてココナッツおじさんに20ルピーを渡した。

インドで初めてチップを断られた。

「こんなのいらない。俺はそんなつもりで写真を撮ったんじゃないし、お前と仲良くなったわけじゃない。」的なことを言われた。

ぼくもそんなつもりでチップを渡した訳ではなく、ただただ感謝の気持ちを何かで表したかったから渡しただけだった。

突き返してくるチップを彼の手に握り締め返し「No problem.Thank you very much.」と目を見ながら言うと彼も返すのを諦めて「Thank you.See you next time.」と言って固い握手をしてその場を去った。

↓ココナッツおじさんとヒカール

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インドでまた一人会いたい人が増えた。

そしてホテルへ帰り荷物を受け取りタクシーに乗って空港へ向かった。

オムカールさんの話だとどんなに高くてもタクシーで1000ルピーしないと言われたので安心していた。

財布の中には1400ルピーしか入っていなかった。

タクシーが動き出すと50mほどで止まりおっちゃんが何かを買いに行って帰ってきた。

インドは本当の意味で自由の国だ。

今度こそタクシーが空港に移動を始めたが、メーターが動かない。

不安になり「なんでメーターが動いてないんだ?いくらなの?」と言うと1250ルピーだと言われた。

ホテルから空港までは定額でその値段だと言われた。

ギリギリ払えるが空港で何も出来ないと思ったが、ゴネるのも面倒になり残りのムンバイを車内から精一杯楽しむことにした。

おっちゃんと適当に会話を楽しみながら空港へと向かった。

↓モスクと青年

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ボッタクられたのだから多少の融通をきかせてもらった。

タクシーを降りて撮った写真だ。

おっちゃん『お前彼女はいるのか?』

ぼく『メニーメニー!(たくさんいるよ!)』

おっちゃん『HAHA、そうなのか。』

ぼく『youは?』

おっちゃん『俺が愛してるのはただ一人、妻だけさ。』

ぼく『ワーオ。実はぼくもなんだ。子どもの娘が二人いる。』

おっちゃん『なぜ家族を連れてきてないんだ?』

ぼく『(少し考えて)特に意味はないかな。お金がないってのもあるけどさ。』

おっちゃん『じゃー次インドに来るときは家族を連れて来るんだぞ。インドはどうだったか?ムンバイはどうだったか?』

ぼく『(家族がなんて言うかわからないけど)もちろん家族を連れて来るよ。インドは最高だったし、ムンバイが本当に好きになった。インドは最高の場所だよ。必ずまた来るよ。』

おっちゃん『そうか、それは良かった。ところで日本はフリーセックスなのか?』

ぼく『(フリーセックス?どう言う意味だ?)ちょっと待って。(ググるとそのままの意味で誰とでもセックスすることだった)もちろんフリーセックスだよ。』

おっちゃんに「なぜ家族を連れてこなかったんだ?」と聞かれた時はドキッとした。

こんなに良い経験をしたのに、まさかインドが怖くて連れてこれなかったとは言えない。

もちろんお金もないから無理だけどさ。

インドに来る前と後ではぼくは大きく考えが変わっていた。

なんかこのおっちゃんの意図することがいまいちわからなくて適当に答えてたけど、まぁこんな感じで1時間くらい車内で楽しんだ。

空港に着き、荷物を降ろし二人はお互い視線を合わせ固い握手をした。

「必ずまたムンバイに戻ってこいよ。」そう言われ「必ずまた来るよ。」と言ってお金を1300ルピー渡した。

「お釣りがない」と言われ50ルピー持って行かれたのはきっとご愛嬌でしょう。

所持金100ルピーで空港に入り、色々手続きを済ませ出国審査を済ませANAのターミナルのソファーに座って出発を待った。

ついに出発の時が来たので最後の100ルピーを使い切るために水を買ってお釣りを渡されそうになったが二本指で舘ひろしがするようなキザなポーズを決めて「釣りはいらねーよ」的な感じでその場を去った。

そして飛行機に乗り込み、あとは日本に着くだけとなった。

これがインド滞在最終日の六日目の話だ。

特に大したことはなかったと思うが、少しでもインドを感じて頂けただろうか。

次で最後のインドの旅の記事になる。

そこで色々総論的なことを書こうと思うので、今回はここで終わる。

さかうえ整骨院ぼくの手 鹿児島市小川町2-27加藤ビル1F TEL 099-239-3336 

コメント

  1. ひとみ より:

    ほんとに面白い!
    小説家になれるのでは?
    整骨院と
    小説家という
    二刀流でどうですか?

    • bokunote より:

      >>ひとみさん

      ただ体験したことをそのまま書いただけですので、小説とはまた違いますよ!

  2. ようさん より:

    院長先生
    インドの旅行記、非常に面白く読ませていただきました
    長文でも全く苦にならず、むしろ毎回楽しみに一気読みしてしまいました
    インドでの毎日を楽しく過ごされたんだろうなぁという雰囲気が伝わってきました
    また、オムカールさんからのメダルをもらって欲しいというくだりは、涙が出そうになりました
    本当に素敵な、そして素晴らしい、何物にも変えがたい出会いをされたんですね
    全ての偶然は偶然ではなく必然だったんだろうなって思います
    この広い地球の中で、そんな方と出会えるなんて幸せですね
    素敵な体験記を読ませていただきありがとうございました

    • bokunote より:

      >>ようさんさん

      ありがとうございます!
      かなりの長文でしたので途中自分自身が挫けそうになりましたが、皆さんの声を聞いてハッとしました!
      少しでも未知の世界のインドを感じて頂けたら幸いです。
      素敵な出会いや経験をしました!
      全てはオムカールさんのおかげです( ^ω^ )
      感謝の気持ちしかありません!
      意外と地球は広いようで狭いです!
      是非国外のトライアスロンに出てみてはいかがでしょう(゚∀゚)
      いつもありがとうございます!

  3. たくぞう より:

    美術館の落書きに落武者ランナーも描いて I’m samurai とでも添えていたら その後どうなっていたでしょね^ ^ 日本で話題になっていたバンクシー級のニュースかもですよ^^;
    いやあ でもひとり旅すごいです!各地でのやりとりも脱人見知り 達成ですね!

    • bokunote より:

      >>たくぞうさん

      バンクシー的に描けば良かったですね!
      その発想はありませんでした!
      今度からその発想を持って行動してみます!
      気付きをありがとうございます!

      「脱人見知り」は今年の目標なので続けることに意義があるようです!
      とりあえずは初めて整骨院に来院される方には握手してから話を始めようかと考えてます!