フラダンスをしていたら股関節が痛くなった

少しずつ涼しくなってとても走りやすい季節がやってきましたね!

マラソンシーズンも始まり、遅れてランニングブームが来てる鹿児島はこれからがマラソンの隆盛です!

皆さんも走って健康になりましょう!

ちなみにぼくは謎のふくらはぎの痛みで2ヶ月ほど走れてません…。

多分今シーズンもサブ3を狙うことは出来そうにありません…。

その代わりといっては何ですが、筋肉をめちゃくちゃ付けようと思います!

ラグビーW杯で日本がとても活躍してましたが、あの映像を観て思いました。

『男だったらこんな体型にならなきゃ!』

ということで、ぼくは今シーズンはラガーマンを目指します!(体型だけ!)

もしかしたら公園で一人ラグビーするかもしれません!

とにかく、ぼくは筋トレを頑張ってみます!

さて、今回は股関節痛に関する内容です。

先日お越し頂いた方の解説をしていきます。

股関節痛でお悩みの方々の参考になれば幸いです。

40代女性、Mさんの股関節痛は昨年(2018年)の末頃から始まる。

痛みは左臀部外側に一番ある。

何をして痛めたわけでもなく、徐々に痛みが気になり出した。

今年の6月にぎっくり腰をしてそれから痛みが強くなった。

それまでは股関節外側だけの痛みだったが腰とその上の背中にまで痛みが続いて出るようになった。

整形外科に行きレントゲンを撮ったが異常なしとのことで痛み止めと湿布をもらい終わった。

フラダンスを教えておりレッスン中に痛みが酷くなる事もあり、日常生活でもたまに痛みが強くなるようになってきた。

先天性股関節脱臼の既往歴なし。

家族歴なし。

子供の頃に股関節に異常なし。

出産経験無し。

普段の運動は多い(フラダンス週5のレッスン)。

体型は細身。

筋肉量は少なめ。

まずうつ伏せになって頂き、腰を触り直感でここに原因があると思いました。

また、左臀部外側には自分でグリグリした跡が筋肉に残ってました。

これは他の患者さんでもたまにみかけるのですが、筋肉をグリグリすると筋肉が変な感触になります。

なんと表現すれば良いのかわからないのですが、変な感触があるんです(゚ω゚)

そのことを聞くとやはり毎日グリグリしていたそうです。

気になるし痛いからついつい押したくなる気持ちはとてもわかります。

しかし、押し過ぎは良くありませんので皆さんも気を付けましょう。

それから水分不足も感じられました。

股関節を痛めてる方のほとんどは痛めてる脚の筋肉が細くなるはずなのに、Mさんの場合健側(痛くない脚)が細くなり患側(痛い脚)が太くなってました。

痛いからこそ意識して左脚を動かしていたそうです。

この考えに間違いはないのですが、2つ言葉が足りません。

「正確に」そして「適切に」動かさないといけません。

ここの考えが結構難しく、理解されてる方がかなり少ないです。

これは患者さん側だけでなく治療する側も含めてです。

正確に動かし適切な負荷をかけることで股関節(全身なのですがここではあえて股関節と書きます)が劇的に良くなります。

それではこれからMさんの解剖に入ります。

かなり細かい内容ですので股関節痛にお悩みの方だけご覧ください。

まず大きく分けて3つの問題点がありました。

1.筋肉の使い方

2.腰の骨

3.栄養

これらをそれぞれ解説します。

1.筋肉の使い方

Mさんはフラダンスを教えてるとのことです。

主に痛みが出てる部位は中臀筋と呼ばれる筋肉でした。

ぼくが触って筋肉に問題を感じたのは内転筋でした。

痛みが強くなると下腿の前側にも痛みが出るとのことでした。

この下腿前側の痛みは「腰」か「歩き方」のどちらかと考えられました。

こればかりは確定的なことが言えないので今後治療経過をみるしかありません。

硬くなってる筋肉をほぐすことはもちろんのこと、動かし方も考えなければなりません。

フラダンスの動きや姿勢を考慮し、なぜ痛くなったのかを突き詰めます。

中臀筋と内転筋をほぐし、身体全体を観察しました。

そして歩行して頂くと明らかに腹筋に問題があることがわかりました。

実は腹筋というより、当初の見立て通り、腰の骨に問題があるようでした。

ここから2の腰の骨の解説です。

2.腰の骨

腰の骨の4番目と5番目は前弯しないといけないのがかなり後弯していました。

(あと身体の捻りにも問題がありましたがそれはさほど気にするほどのことではありませんでした。)

腰の後弯に関してはフラダンスの影響もあると思います。

フラダンスの特性として少しお尻を突き出すような感じで踊ります。

その際腰の1〜3番目を反らせてお尻を突き出します。

その反動で4・5番目が後ろに反ってしまうのです。

これを改善するには腹筋を鍛え腰の異常な動きを抑える必要があります。

また、腰の4・5番目の骨の後弯を前弯させないといけません。

(これを自分ですることはまず不可能と言っても良いです。)

腰の骨が後弯すると臀部に影響が出ます。

腰の後弯により臀筋を上手く使うことが出来きなくなり骨盤が開いてしまいます。

(この「骨盤が開く」というフレーズは良く聞くと思いますが、結構多くの方が勘違いされてます。ここでは詳しく書きませんが簡単に書くとお尻が大きく見えるようになることです。)

お尻の筋肉を使えないということは、お尻の筋肉は徐々に弱ります。

これは筋肉の特性の一つで、使わないとどうしても衰えます。

お尻の筋肉が弱っているとは思いもせず、週5のレッスンで股関節周辺に痛みが出たのです。

ここからは1と2混合の解説です。

腰の骨の問題によりお尻の筋肉がこり固まってしまい股関節の可動に問題が生じてしまいました。

お尻だけでなく、他の筋肉にも腰が原因で硬くなる部位も見受けられMさんの痛みはほぼ間違いなく腰からくるものだと考えられました。

股関節痛を治療する上(上記しましたが便宜上股関節と書いてますがほとんどの関節の痛みも同じです)で大事なことは筋肉を適切かつ正確にほぐして、動かすことです。

股関節周辺と気になる部位のほぐしが終わった後歩いて頂きました。

すると一目で腹筋に力が入ってないことがわかりました。

このこともあとで解説します。

Mさんの股関節痛を時系列的に書きます。

①フラダンスでお腹を突き出すような姿勢で踊るため腰の1〜3番が前弯し過ぎ、その反動で4・5番が後弯した

②骨盤が開きお尻の筋肉を使えなくなった

③フラダンスの踊る負荷に筋力が追い付かず無理をして踊ってしまった

④無理をした股関節周辺の筋肉がこり固まってしまい痛みが出た

これがMさんの股関節痛が出た原因と考えられます。

それではこれからどうすれば股関節に痛みが出ない身体になるかを解説します。

上記しました時系列の逆をいけば股関節の痛みがなくなると思いませんか?

そんな簡単な話だと思います?

そう、そんな簡単な話なのです!

①股関節周辺の筋肉のコリをとる為に適切に筋肉をほぐす

②適切かつ正確に筋肉をつける

③お尻の筋肉を使えるようにする

④フラダンスの際の腰の使い方を習得する

これで驚くほど股関節の痛みは消えます。

軽減するのではなく、消えます。

もちろん、股関節の状態にもよりますし、絶対とは言えません。

しかし、多くの患者さんの股関節痛が消えてます。

消失しない方でも良い方向に進んでる方がほとんどです。

Mさんは1年半前の自分の身体の状態がとても良いと感じていたそうです。

それがその1年後、股関節に痛みが出てフラダンスどころではなくなってしまいました。

その話を聞き、状態が良い原因を探りました。

物事には必ず原因がありますからね。

本人でも気付かないことに気付かなければなりませんので、ぼくは何気ない会話をたくさんします。

色々話をしていると、調子が良かった時に筋トレをしていたそうです。

そこに答えがありました。

とてもイージーなことです。

筋肉があったから楽に踊ることが出来たので調子が良かったのです。

今回のMさんの股関節痛の説明とあまりにも一致した為、Mさんも筋肉の大事さにご理解頂けたと思います。

施術が終わった後、歩行で腹筋がない事を指摘するととても驚いてました。

それはそうかもしれませんね。

週5でフラダンスをしているのですから筋肉が足りないなんて思いもしなかったかもしれません。

プロボクサーの患者さんもいらっしゃるのですが、肩を痛めて10数年になるそうです。

最初は肩周りをほぐしましたが、これは動かすべきと判断し肩を動かしました。

本人も驚くほどの負荷をかけたところ、肩の痛みがどんどん無くなりました。

今度の12月に試合があるそうで、今走り込みをしたり追い込んでます。

プロボクサーでさえ筋肉量の問題で肩に痛みが出てるのです。

だったら世の中の多くの人たちもそれに当てはまるのが当然ではないでしょうか。

Mさんには腹筋運動と股関節周辺のトレーニングをお伝えしました。

遠くからお越し頂いたのでなるべくたくさんの情報をお伝えしました。

絶対混乱してるだろうなと思いながらでしたが、頻繁にお越し頂ける距離ではありませんでしたので仕方ありませんでした。

最後に栄養の解説に入ります。

3.栄養

これに関しては以前ブログで書いてますのでそのリンクを貼ります。

変形性関節症の科学的説明1

変形性関節症の科学的説明2

変形性股関節症が50歳前後以降で多い理由

これらを読んで頂けると栄養がどれだけ大事なのかを理解して頂けると思います。

かなり詳しく書いてますのでご興味ある方には参考になると思います。

Mさんにはこれらの内容の表面的なことだけ説明して終わりました。

だって、これらのことを説明してたら半日はかかりますもん(゚ω゚)

筋肉をつけるといっても多くの方がタンパク質不足なので筋肉が中々付きにくい環境にあります。

だからこそぼくはプロテインやサプリで補う必要があると確信があります。

その話もMさんにしましたら納得されてました。

股関節の治療に栄養が関わってるなんて考える人はかなり少ないでしょうけど、上記のリンク先をご覧頂くとご理解いただけると思います。

栄養はとても大事ですので皆さんも摂りましょうね( ^ω^ )

これにてMさんの股関節痛に関する解説は終わります!

股関節痛でお悩みの方々の参考になれば幸いです!

さかうえ整骨院ぼくの手 鹿児島市冷水町1-27 TEL 099-239-3336